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 全国で高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されていることから、県立コウノトリの郷公園(豊岡市祥雲寺)は2日、野鳥のカモなどの飛来を防ぐため郷公園や付属の飼育施設にある池や湿地の水を抜く作業を始めた。各地で相次ぐウイルス検出を受け、現時点よりもレベルの高い防疫対策を前倒しで取ることにした。

 職員がこの日、池の水をせき止めているバルブを開いたり、湿地の堰(せき)板を外したりして水を抜いた。同市野上にある付属施設「コウノトリ保護増殖センター」でも同様の措置を取った。池などの水を抜く対応は6段階ある園の防疫マニュアルの「レベル3」にあたるという。

 郷公園の船越稔・主任飼育員は「職員一同が危機感をもって対応している。できる限りの防疫対策をして飼育下のコウノトリを守っていきたい」と話した。(藤本久格)