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 OTC医薬品は、自分で選択して購入できますが、安全に使うためには、添付されている説明書を事前に忘れずに確認しましょう。用法・用量のほか、一緒に飲んではいけない薬などの使用上の注意が記載されています。また、1回分飲み忘れたからといって次に2回分をまとめて飲むと副作用が出やすくなります。

 OTC医薬品には色々な症状に合わせた複数の成分が含まれています。例えば、かぜ薬には、解熱鎮痛薬、せき止め、アレルギー症状を抑える薬、カフェイン、ビタミンなどが入っています。早く治したいからと、かぜ薬と頭痛薬を同時に飲むと解熱鎮痛薬を重複して飲むことになり、効き目が強くなりすぎ、体調をくずしたり、副作用が出やすくなったりします。またかぜ薬と鼻炎用の薬を同時に飲むと、アレルギーを抑える抗ヒスタミン薬が重複している場合、眠気が強く出やすくなります。

 総合胃腸薬には、制酸薬、健胃薬、消化薬、粘膜保護薬などが組み合わされています。抗生物質、ニューキノロン系抗菌剤、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の薬、鉄剤の中には、制酸薬の成分と相互に反応して薬の効き目が悪くなるものがあります。制酸薬とこれらの薬を服用する場合は、2時間ぐらいずらして飲むと影響を防ぐことができます。

 薬と食べ物、飲み物との飲み合わせもあります。特に注意しなければならないのは、アルコールです。アルコールは飲んだ量に比例して中枢神経を抑制します。かぜ薬とアルコールを一緒に飲んだり、飲む間隔が短かったりすると眠気が強くなったり、判断能力が鈍くなったりします。重篤な場合には、意識障害や呼吸困難を引き起こすこともあります。牛乳、ジュースなども、薬によっては注意すべきものがあります。薬は必ず水やぬるま湯で飲みましょう。

 OTC医薬品を選択する際には、薬剤師などに注意点を確認することをお勧めします。

<アピタル:医の手帳・OTC医薬品>

http://www.asahi.com/apital/healthguide/techou/