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 アジア人として初めて、単独無寄港・無補給で世界を一周するヨットレースのヴァンデ・グローブに出場している海洋冒険家の白石康次郎(49)が日本時間の4日夕、南アフリカ沖でリタイアを表明した。

 マネジメント会社によると、4日午前11時半ごろ、南アフリカのケープタウンから南に約350マイルの南緯40度、東経15度付近で、マストが折れてぶら下がっているのを発見。切り離したが、レース続行は不可能と判断した。本人にけがはないという。

 4年に1度開かれるヴァンデ・グローブは「最も過酷なヨットレース」と言われる。これまで3度単独世界一周に成功していた白石だったが、「最後まで笑顔でいきたかったのですが、非常に残念でなりません」とコメントを発表した。今後はひとまずケープタウンの港を目指す。