王貞治さんの「一本足打法」を生み出した荒川博さんが他界した。幅広い知識をベースに様々な工夫を凝らす名指導者だった。

 31歳で現役引退したばかりの荒川さんを巨人の川上哲治監督がコーチとして招いたのは1962年。王さんが伸び悩んだまま、プロ入り4年目を迎える時期だった。中学時代から王さんを知る荒川さんは「ずいぶん下手くそになったな」としかり、「黙って俺の言うことを聞け。3年間は夜遊びも、酒もたばこもやめろ」と告げたという。

 いわゆる「荒川道場」の始まりだった。毎日車で迎えに行き、試合前に素振り500回。試合後も500回が日課になった。多趣味な荒川さんは合気道や歌舞伎も研究し、野球に採り入れようとした。日本刀をバットのように振って紙を切る練習も生み出した。

 もっとも、「一本足打法」は偶…

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