プロ野球・王貞治さん(現ソフトバンク球団会長)の「一本足打法」の生みの親として知られる元巨人コーチの荒川博(あらかわ・ひろし)さんが4日午後4時15分、心不全で死去した。86歳だった。通夜は10日午後6時、葬儀は11日午後2時から東京都中野区中央2の33の3の宝仙寺で。葬儀委員長は王貞治ソフトバンク球団会長、喪主は妻和子(かずこ)さん。

 東京都出身。東京・早稲田実では投手として活躍し、主将として1948年の選抜高校野球大会に出場。早大を経て、53年に毎日(現ロッテ)に入団。巧打の左打ち外野手として活躍した。引退後の62年、巨人の打撃コーチに就任。「荒川道場」とも呼ばれた厳しい指導で選手を育て、巨人9連覇の土台を築いた。王さんは世界記録の通算868本塁打を放った。74年から3年間、ヤクルトの監督も務めた。