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 保護した子が生活する「一時保護所」は全国に136カ所。一時保護を乳児院や児童養護施設、里親に委託されることもあり、それらが全体の4割弱を占める。一時保護の期間は原則2カ月までとされる。全国の平均在所日数は30日。最近は一時保護が増え、保護期間も長期化する傾向だ。

 保護期間中は、心理検査や診察、ワーカーとの面談、家族調査などが行われ、家庭引き取りや児童養護施設などへの入所などの方針が決まる。

 虐待を受けた子どもや非行のほか、父母の病気などによる養護など、入所する子どもの背景はさまざまで、対応する職員は高い力量を求められる。

 また、保護者による強制引き取りなどを避けるため、原則として一時保護所からの通学は認められていない。プリントなどを中心にした勉強時間は設けられているが、子どもの学習権の確保が課題となっている。