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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位6選手が出場するGPファイナルは8日、仏・マルセイユで開幕する。男子は、男子史上初の3連覇を昨季達成した羽生結弦(ANA)が4連覇を目指す。対戦相手だけでなく、4回転ジャンプの転倒に厳しくなっているルールや傾向の変化にも挑む。

 3種類の4回転に挑戦する羽生と、4回転は2種類しか跳ばず、バランスや完成度をより重視する世界選手権2連覇中のハビエル・フェルナンデス(スペイン)や2014年ソチ五輪銀メダルのパトリック・チャン(カナダ)がどう得点を稼ぐか。宇野昌磨(中京大)も絡み、今後の男子の動向を占う大会になる。

 「敗因はコンポーネンツ。エッジ(靴の刃)を深く倒して滑るとか、色んなことでプログラムを盛り上げないといけない」。10月のGPスケートカナダで、羽生を指導するオーサーコーチはこう分析した。この大会で、ショートプログラム(SP)とフリーで計6度の4回転ジャンプを予定していた羽生は、計4度しか4回転を跳ばないチャンに敗れて総合2位だった。

 コンポーネンツとは、プログラム・コンポーネンツ・スコア(演技構成点)のこと。①スケーティング技術②技と技との間のつなぎの滑り③演技力やプログラムの作品としての完成度④プログラム全体の構成⑤音楽の解釈――を評価する。

 スケートカナダでのSPとフリーの演技構成点の合計は、羽生の132・29点に対して、チャンはそれを4・33点上回る136・62点だった。共にジャンプで失敗した技術点の合計は、羽生131・77点でチャンは132・33点と大差なかった。演技構成点の差が勝敗を分けた。

 失敗を恐れずに4回転を跳ぶ羽生にとっては、不利なルール改正が続く。転倒の減点リスクが大きくなり、バランスや完成度を重視する傾向にある。

 1、2回目の転倒はこれまで通…

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