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 「スリングショット」と呼ばれるゴム銃で金属の玉を発射し、路線バスなどの窓ガラスを割ったとして、警視庁は、18歳と19歳の建築作業員の少年2人=ともに東京都八王子市=を威力業務妨害と器物損壊の疑いで逮捕し、8日発表した。いずれも容疑を認めているという。

 少年事件課によると、2人は10月26日午後8時半ごろ、八王子市下恩方町の駐車場で、約60メートル先の道路を走行中の路線バスと、約18メートル先を走る高校のスクールバスに向かって金属玉をそれぞれ1発ずつ発射し、窓ガラスを破損させた疑いがある。いずれもけが人はなかった。発射したのは18歳少年で、ゴム銃の所有者は19歳の少年。駐車場近くの防犯カメラに、発射後にガッツポーズをする18歳少年の姿が映っていた。2人は「何かに当てている実感がほしかった」という趣旨の説明をしているという。

 スリングショットは、枠にゴムが固定され、引っ張ったゴムの勢いで金属の玉を飛ばす仕組み。同課によると、ゴムの勢いをつければ猟銃より威力が出ることもあるという。