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 居酒屋チェーンが店づくりを変化させている。刺し身からピザまで食べられる総合的な店より、焼き鳥や串カツなどに特化した店への展開が目立つ。業界競争が激しくなるなか、メニューを分かりやすくして低価格に抑え、若者らの集客につなげるねらいだ。

 11月半ば、東京・新宿の居酒屋「やきとりセンター」は学生や会社員らで満席だった。モモや皮、つくねといった焼き鳥を、お酒を片手にほおばる姿が見られた。仲間と初めて訪れた大学生の小山和志さん(21)は「焼き鳥はいつもおいしいし、気軽に安く飲めるからいい」と話した。

 運営するのは居酒屋「甘太郎」などを手がける外食チェーンのコロワイドだ。同社は4年前からやきとりセンターを出店し、現在全国に30店舗を展開する。今年も首都圏中心に10店舗を増やしており、うち8店は様々な料理をそろえた居酒屋から転換した。

 コロワイドが転換を進める背景の一つは、顧客のニーズの変化だ。ここ3年ほどで顧客の来店動機は、「とりあえず飲みに行く」から「何を食べに行く」に変わったという。野尻公平社長は「アピールできるメニューがなければ選ばれなくなった」と説明する。

 低価格志向も強まっている。やきとりセンターは、来店客1人が使う金額を2千円程度に設定。従来型の居酒屋より500円~1千円ほど安いが、来店回数が増えることで、売上高は約2割増えるという。

 ワタミは、総合的な品ぞろえの「和民」をから揚げ中心の「ミライザカ」に、同じく「わたみん家」を焼き鳥専門の「三代目 鳥メロ」に転換しつつある。清水邦晃社長は「何が売りかを伝え、食べに来てもらうことが大事」と話す。

 税抜き199円の生ビールやハ…

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