【動画】奈良生まれの古武道「宝蔵院流槍術」が、槍の柄に用いるカシの育成に取り組んでいる=古沢範英撮影
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 奈良生まれの古武道「宝蔵院流槍術(そうじゅつ)」が、槍(やり)の柄(え)に用いるカシの育成に挑んでいる。上牧町の林で10日、植樹祭があった。50年計画で伝統継承を目指す。より適したカシを求めて九州でドングリを集める活動に記者が同行し、取材した。

 流派は興福寺の子院・宝蔵院の僧胤栄(いんえい)が約460年前に創始した。十文字形の穂先を持つ鎌槍(かまやり)を使う。宮本武蔵が武者修行に訪れたことでも知られ、国内外で約100人が習い伝える。

 「ええいっ!」。9月24日、興福寺境内に激しい気合が響いた。交わった槍が固い音を立て、相手の槍を巻き落とす。東金堂前に集まった人々は緊迫した演武の攻防に見入った。宝蔵院流高田派槍術21世宗家の一箭(いちや)順三さん(67)は「堅さだけでなく微妙なしなりが大切で、代用品では技が伝えられない」と話す。

 槍はシラカシ製で、鎌がない練…

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