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 白血病や脳腫瘍(しゅよう)などの子どもたちが描いた作品を展示する「小児がんの子どもたちの絵画展」が15日、東京都港区の品川プリンスホテルで始まった。患者やその家族を支援する「がんの子どもを守る会」の主催で、日本小児血液・がん学会などの学術集会に合わせて開かれている。最終日の17日には、患者の家族がもつ感情や周囲の接し方について話し合うシンポジウムがある。

 会場の同ホテルアネックスメインタワー5階には、自身や家族の顔のほか、入院前に見た桜など小児がんの子どもらが描いた作品55点が並ぶ。各作品には、子どもたちや家族が当時の状況や思いなどをつづった文章が添えられている。

 なかには、父親と挑戦した幼稚園の運動会での玉入れの様子を描いたものや、化学療法後に家族全員で参加した夏休みのラジオ体操などの思い出を表現した作品もあった。

 絵画展は午前9時から午後6時まで(17日は午後4時まで)。

 また、17日午前9時半からは同ホテルメインタワー10階で、シンポジウム「小児がんの子どものきょうだいたち」もある。患者の子どものきょうだいが抱く感情や周囲の接し方などについて紹介する冊子を配布。小児科医や冊子の作成にかかわった同会の会員らが、思いや経緯などを話す。

 同じ会場では午後1時10分から、日本小児血液・がん学会などとの合同シンポジウム「わたしのグリーフ」も開かれる。小児がんで子どもを亡くした親や医師らが、死別で生じる喪失感などの様々な感情や気持ちの変化などを語る。いずれも入場や参加は無料。問い合わせは同会(03・5825・6311)へ。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(川村剛志)