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 掃除機などに使われているモーターに関する特許を侵害されたとして、英家電メーカーのダイソンが、東芝ライフスタイル(川崎市)に約6億2千万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。15日に第1回の口頭弁論があり、東芝ライフスタイル側は請求の棄却を求め、争う姿勢を示した。

 ダイソンが特許権侵害だと訴えたのは、東芝ライフスタイルが2014年に販売を開始したコードレス掃除機。現在は生産を終了している。

 訴状などによるとダイソンは、この掃除機のモーターについて実験した結果、モーターの回転を強力な状態で安定させる制御方法についてダイソンが取得した特許を侵害したことが分かった、と主張している。

 15日の弁論で東芝ライフスタイル側は「ダイソンの実験結果は正しくない」などとして、特許権の侵害には当たらないと反論した。

 東芝ライフスタイルは東芝の100%子会社だったが、東芝が今年6月に、株式の80・1%を売却し、中国家電大手の美的集団の子会社となった。(河原田慎一)