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 自分がいる場所が津波や洪水、土砂に襲われる危険性は? スマートフォンなどでそんな情報を一つの画面で見られるアプリを、兵庫県職員で県立大の大学院生でもある男性がつくった。「自助」に生かしてほしいとの思いを込め、国土地理院の2016年度「防災アプリ大賞」に輝いた。

 アプリ名は「ハザードチェッカー」。住所や目印になる建物名を入力すると、南海トラフ巨大地震で想定される津波高や、数十年に1度の大雨による洪水で想定される浸水の深さが確認できる。近くにある避難所やリアルタイムの気象情報も知ることができる。

 「今ここ危険?」のボタンを押しても、GPS(全地球測位システム)による位置情報と災害関係の情報が示される。各情報が地図とともに一つの画面で示されるので、自治体や気象庁などが公表しているデータをばらばらに確認しなくても済むのが利点だ。国土地理院の審査では「操作が簡単で、危険性が分かりやすくまとめられている」と評価された。

 開発したのは兵庫県職員の田中健一郎さん(32)。阪神大震災の時は小学4年生で、同県加古川市の自宅にいた。「多くの命を一瞬で奪う地震の威力に、幼いながらも衝撃を受けました」。東日本大震災から1カ月後の11年4月には宮城県気仙沼市に派遣され、津波の脅威を目の当たりにした。

 兵庫県の大学院派遣制度を使い…

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