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 「餃子(ギョーザ)の王将」を展開する「王将フードサービス」の社長だった大東隆行(おおひがしたかゆき)さん(当時72)が京都市山科区の本社前で射殺された事件は19日、発生から3年を迎えた。渡辺直人社長や捜査員らは現場近くのJR山科駅周辺で通勤客らにティッシュを配り、情報提供を求めた。

 本社前では早朝から地元の人らが花を手向け、京都府警の山本哲也・刑事部長らが黙禱(もくとう)。大東さんの長男の剛志(つよし)さんは府警を通じて「なぜ殺されなければならなかったのか、ますます困惑は強まるばかり。事件を風化させることなく、一日も早い解決を願い、警察と協力して広く情報提供を呼びかけたい」とするコメントを出した。

 府警はこれまでに延べ約10万人の捜査員を投入し、今も90人態勢で捜査を続けている。現場で見つかったたばこの吸い殻から九州の暴力団関係者が浮上したこともあるが、府警は容疑者を特定する有力な情報は得られていないとしている。