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 フィギュアスケートで若手女子の成長が著しい。その理由とは。

 年内最後の試合となった全日本選手権。3連覇した18歳の宮原知子(関大)に続いたのは、今季からシニアに本格参戦した15歳の樋口新葉(わかば)(東京・日本橋女学館高)と17歳の三原舞依(神戸ポートアイランドク)だ。上位10人のうち10代選手が8人を占め、そのうち3人はジュニア選手だった。

 ジュニア勢最高の4位に入った昨季の世界ジュニア選手権優勝の本田真凜(大阪・関大中)は、15歳ながら日本航空やプリンスホテルなどとスポンサー契約を結ぶ。また、ジュニアグランプリ(GP)シリーズ上位6人が進出した12月のGPファイナルには、本田はインフルエンザで棄権したが、9月に女子史上7人目のトリプルアクセル(3回転半)ジャンプを成功させた14歳の紀平梨花(関大ク)と16歳の坂本花織(神戸ク)が出場した。本田は「同じリンクで練習する梨花ちゃんは年下だけど尊敬する部分もある。刺激になるし、負けたくない」。同世代のライバルの存在が、全体のレベル向上につながっている。

 どうして若手が育っているのか。実は、屋内アイススケート場は減っている。文部科学省によると、1985年のピーク時に268カ所あった施設は、昨年度の調査では、速報値ながら83カ所に減った。90年代以降、特に地方の施設で経営難が相次ぎ、練習場の奪い合いも起きるようになった。

 そこで動いたのが大学だった。06年の関西大に続き、07年にリンクを完成させた中京大は、夜間を中心に地元強豪クラブにもリンクを開放。練習拠点が1カ所になり、所属の枠を超えて複数選手を抱えるコーチが効率良く指導できるようになった。コーチ同士の情報交換の場にもなった。

 また、身近になった有力選手に若手が刺激を受けた。12歳の時から中京大のリンクで滑る全日本選手権13位の大庭雅(中京大)は、「憧れだった安藤(美姫)さんを目の前で見て、練習の仕方や手の振り付け、スピンの入り方とか、いっぱい吸収できた」と言う。ナショナルトレーニングセンターの競技別強化拠点施設にも指定され、全国の強化選手が切磋琢磨(せっさたくま)する。

 若手が育っている状況について…

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