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 「パクチスト」と呼ばれる香草パクチーのファンが増えている。パクチーを使った料理が大手飲食店検索サイトの「今年の一皿」に選ばれるなど注目される中、名古屋でも大盛りパクチーを売りにする店の予約の電話が鳴りやまない。

 「パクチー好きの聖地」と言われるのが、名古屋市中区栄4丁目の「亜鹿猪~珍(あかちょーちん)」。インターネットの口コミサイトには、パクチーが覆いかぶさるように盛られた料理の写真が多く投稿されている。元警察官の店主森沢倫久さん(53)と妻純子さん(52)夫婦が営む居酒屋だ。倫久さんは「パクチー専門店ではない」と言い張るが、すべての料理にパクチーを使う。

 愛知県警で射撃の選手だった倫久さんは、27歳で退職して料理人の道へ。大阪や名古屋の東南アジア系料理店で修業し、32歳で独立。当時パクチーは珍しく「毎日のように『パクチーって何?』って、お客さんから聞かれていたよ」と振り返る。

 状況が変わったのが3年ほど前。パクチーブームがじわじわと訪れると、生産農家が増えた。それまで生春巻きにしか「大量投入」できなかったパクチーを、全てのメニューにふんだんに使えるようになった。今では、1週間に約20キロのパクチーを使う。

 現在の場所に店を移したのは2012年。いまでは連日「パクチー女子会」が繰り広げられる。「パクチスト」の予約でテーブル席は3月までいっぱいという盛況ぶり。倫久さんは「変わり者だったパクチーが、やっと一つの野菜として認められた」と感慨深げだ。

 外食チェーンもパクチーに注目…

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