西村圭史
「長年、もんじゅと闘ってきた。やっと一つの区切りになる」。福井県の市民グループ「原子力発電に反対する福井県民会議」の事務局長を務める宮下正一さん(68)は喜ぶ。もんじゅが約1兆円を費やしながらも、ほぼ稼働できていないことに、「大きな無駄遣いで、危険がずっとあっただけだった」と批判する。
同会議は1976年に結成。宮下さんは「空気や水に触れると激しく反応するナトリウムを使い、プルトニウムも燃やすもんじゅは止めたい」と参加した。
発足時の代表を務めた5人は、いずれも廃炉決定を見届けられずに亡くなったという。「皆さんのおかげでここまで来られた、感謝していると、報告したい」
宮下さんも原告の一人となり、…
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