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 水揚げされたカキからノロウイルスが見つかり、宮城県漁協は22日から4日間、管内全域で生食用・加熱用ともに出荷を取りやめる。県漁協によると、加熱用にすれば問題ないが、生食用の需要が多く、安全性にも配慮した。気仙沼から松島湾までの出荷を止めるのは、検査を始めた1997年以降では初という。

 検査対象の26地点のうち、21地点でノロウイルスが検出された。内陸から海にウイルスが流れ込んだと見られる。管内を11に分けた海域別では、雄勝湾では検出されなかった。

 県漁協が扱うカキはむき身で、検査結果が出た19日以降、生食用は出していないという。26日にある週1度の定例検査の結果を見て、出荷再開を判断する。

 年末年始を控えた時期だけに、「価格がどうなるのか心配だ」(漁協の担当者)と不安も広がっている。(加藤裕則)