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 日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の廃炉決定を受け、現場トップの青砥紀身(あおとかずみ)所長が22日、もんじゅ構内で所員や協力会社員ら約450人に訓示した。「真に断腸の思いだ」と率直な思いを伝え、「この状況をもたらした主因は私たちであることを肝に銘じ、決して忘れてはいけない」と呼びかけた。長年にわたり協力してきた地元の敦賀市民に対して「心からおわび申し上げなければいけない」と述べた。

 廃炉は決まったものの、「安全を確保し、最善、最大の成果を出し続ける覚悟は少しも変わらない。それがもんじゅの再起動を望み、期待してくれた地元や国民へ報いることができる姿勢だ」と語った。(大野正智)