[PR]

 フィギュアスケートの全日本選手権は24日、大阪・東和薬品RACTABドームで女子ショートプログラム(SP)があり、復活を期す浅田真央(中京大)は60・32点で8位発進となった。3連覇を狙う18歳の宮原知子(関大)が76・49点の高得点で首位。本郷理華(邦和スポーツランド)が69・20点で2位、昨年2位で15歳の樋口新葉(東京・日本橋女学館高)が68・74点で3位につける。

 浅田は冒頭で代名詞のトリプルアクセル(3回転半)に挑んだが、1回転になった。3回転フリップ―2回転ループ、3回転ループは決め、ステップでは大観衆から声援を受けた。

 浅田は演技後「今朝の練習で(トリプル)アクセルを片足で降りて、良い流れだと思っていた。(トリプル)アクセルに挑戦できるところまで来た喜びがあった」と振り返った。

 気迫のこもったステップについては「頑張ってという声援が聞こえた。すごいうれしいし、期待に応えたいと思った」。25日のフリーに向け「(トリプル)アクセルも多分入れると思うので、自分のやりたい演技をして、悔いなく終わりたいと思う」と語った。

 宮原は冒頭のダブルアクセル(2回転半)、3回転ルッツ―3回転トーループの2連続ジャンプ、3回転ループとジャンプを着氷。「今季で1番のSPだった。うれしい」と笑った。

 本郷もジャンプをほぼ完璧に着氷させた。「今季の中では1番気持ちを込めて滑れた」。フリーは昨季の「リバーダンス」に戻す。「笑顔でのびのびと演じたい」と語った。

 樋口は持ち味の力強いジャンプに加えて、ステップでも観衆を魅了した。演技を終えると、笑顔で両拳を握りしめて喜んだ。

 昨季の世界ジュニア女王の本田真凜(大阪・関大中)も、ほぼミスのない演技で67・52点を出して4位発進。今月上旬のジュニアグランプリファイナルは体調不良で出られなかっただけに、「試合に出られるだけで幸せ。フリーでも精いっぱいの演技がしたい」。

 11月の全日本ジュニアを制した16歳の坂本花織(神戸ク)は63・36点。冒頭の3回転ループでステップアウトしたが、演技後半の3回転フリップ―3回転トーループの2連続ジャンプを着氷して立て直した。持ち前の大きく元気な演技を取り戻し「はじけることができました」と振り返った。

 全日本ジュニア2位で15歳の白岩優奈(関大ク)は10番目に登場。演技終盤にスピンをした時に、手袋がブレードに引っかかって脱げた。「ミスに戸惑っている。悔しい気持ち。フリーは自分の演技を見せたい」と前を向いた。