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 フランス東部ブザンソンに留学中の筑波大生、黒崎愛海(くろさきなるみ)さん(21)が行方不明になった事件で、最後の足取りが確認された後の4日夜、学生寮の黒崎さんの部屋付近から叫び声が聞こえたとの証言が複数出ていることが分かった。フランスの捜査当局は、黒崎さんが「犯罪に巻き込まれた可能性が極めて高い」とみて、行動を共にしていた外国人留学生の男の行方を追っている。

 地元紙レスト・レプブリカンによると、黒崎さんは4日夜、ブザンソン郊外のレストランで20代の外国人留学生の男と2人で食事をしていた。その後の時間帯に、黒崎さんの学生寮の部屋付近から叫び声が聞こえたと複数の寮生が証言しているという。だが室内から血痕などは見つかっていないという。

 外国人留学生の男は7日までに欧州連合(EU)域外に出たとされ、捜査関係者は地元メディアに「いまは別の大陸にいる」と説明。国際刑事警察機構(インターポール)の協力をえて、近く国際指名手配する方針という。捜査当局は、携帯電話の位置情報データなどを元に捜索を続けているが、難航しているとみられる。(ブリュッセル=吉田美智子)

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