【動画】無縁遺骨の慰霊祭=加藤諒撮影
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 人が亡くなると、誰かが引き取り、弔うと考えられてきた。ところがいま、各地で「引き取り手のない遺骨」が増えている。自治体が対応に苦慮する中、生前のうちに「死後の備え」と向き合う動きも出ている。

 多摩川の南側に広がる住宅街から数分歩くと、木々に囲まれた川崎市営霊園がある。墓が並ぶ一角から少し離れたところに、高さ4メートルほどの六角形の納骨堂が立っていた。

 11月中旬のある朝。納骨堂から運び出された骨つぼが並べられた。300柱以上で、多くは男性のもの。「家族とつながりがなくなったから、ここにいるのでしょうか」。マスクと手袋をつけて作業をしていた市生活保護・自立支援室の礒田誠さん(41)が語った。10月には60代の男性がアパートで孤独死。東京都内にいた長男は「長く音信不通だった」と言い、遺骨の引き取りを拒んだという。

 骨つぼには、身寄りがなかったり、遺族に引き取りを拒否されたりした人の遺骨が納められている。川崎市は火葬したうえで、将来的に「引き取りたい」という遺族が出てくる可能性も考慮し、かつては無期限で保管していた。

 ところが、1990年代まで年…

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