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 5歳の時にインフルエンザ脳症になった川端はるなさん(12)は2009年11月、富山市の総合病院から富山大学病院に転院した。

 インフルエンザ検査、MRIによる脳撮影、脳波検査が立て続けにあった。主治医の種市尋宙(たねいちひろみち)さん(43)は結果に目を通した。前の病院で始めたステロイドの大量投与が功を奏したのか、脳の腫れは少し改善していた。一方、たんなどが詰まり、右肺の一部に空気が入らない状態になっていた。

 「ステロイド治療をあと1日続けて、脳の腫れを抑えます。普通はこれで徐々に意識が戻ってきますが、状況次第で別の治療もする場合があります。同時に抗菌剤で肺炎を防ぎましょう」

 丁寧に説明する種市さんの話を聞きながら、父貴志(たかし)さん(43)は「ここでなら治るかもしれない」と先が少し見えてきた気がした。

 だが、意識はなかなか戻らなか…

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