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 フジテレビの社会部記者だった30代の男性社員が、取材先の暴力団関係者から接待を受け、乗用車の購入に必要な名義を貸す利益供与をしたとされる問題で、フジは27日、不適切な取材活動があったとして、この社員を来年1月1日から休職1カ月とする懲戒処分を決めた。

 また、報道担当の役員2人を減俸処分、上司にあたる部長ら2人を譴責(けんせき)処分とした。フジテレビ企業広報部によると、男性社員は2014年春にこの取材先と知り合い、東京都内の高級飲食店で20回以上接待を受け、名義を貸したという。局の聞き取り調査に対して男性社員は「高額な接待を受けていたため依頼を断れなかった」と説明しているという。企業広報部は「今後も調査を続ける」としている。

 捜査関係者によると、男性社員は昨年夏まで警視庁の記者クラブに所属。暴力団事件などを担当していたといい、警視庁が事実関係の確認を進めている。