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 捜査車両の速度違反をもみ消したとして、長野地検は27日、長野県警の宮崎学・元警部補(47)を犯人隠避罪で在宅起訴したと発表した。また長野区検が別の元警部補の男性(58)を同罪で略式起訴。この男性について長野簡裁は罰金20万円の略式命令を出し、即日納付された。

 起訴状などによると、宮崎元警部補は上田署交通課に所属していた2015年7月に3回、いずれも同県上田市内で交通違反を取り締まり中、通常走行していた捜査車両の速度超過を確認したにもかかわらず、交通違反の処理をしなかったとされる。もう一人の元警部補も同月、捜査車両の速度超過を見逃したとされる。県警は今年10月、2人を書類送検し、停職6カ月の懲戒処分にした。2人は依願退職している。捜査関係者によると、いずれも「警察官の仕事中の違反なので、なんとかしてあげたかった」などと、もみ消しを認めているという。