拡大する写真・図版 「やったね」。ピンボールに挑戦した杉本蓮ちゃん(7)は、かけられた言葉に笑顔で応えた。秋祭りのこの日、地域のボランティアや高校生が集まり、子どもたちを楽しませた=11月6日

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 週末、柔らかな光が差し込む開放的なフロアに、親子連れが次々と訪れる。この日はお祭り。「いっぱい遊ぼうね」。スタッフが話しかけると、女の子が車いすの上で小さくうなずいた。家族5人で訪れた藤林真生さん(39)は「あったかい気持ちになりますね」とほほえんだ。

 ここは病院でも、福祉施設でもない。今年4月、大阪市鶴見区に誕生した「TSURUMI こどもホスピス」。小児がんや心疾患など、生命を脅かす病気を持つ子とその家族が不安や孤独を和らげ、くつろげる「第2のわが家」だ。

 保育士や看護師などの専門スタッフに加え、地域のボランティアが運営を担う。定期的に施設を一般開放し、地域に開かれた「コミュニティー型こどもホスピス」を目指す。一般社団法人「こどものホスピスプロジェクト」の高場秀樹理事長は、「穏やかで豊かな時間を、地域の人たちと一緒に作っていきたい」と話す。寄付やボランティア登録の詳細はホームページ(http://www.childrenshospice.jp/別ウインドウで開きます)へ。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(細川卓)