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 熊本県は28日、高病原性鳥インフルエンザが確認された同県南関町(なんかんまち)の養鶏場の鶏約9万1856羽の殺処分を完了したと発表した。

 遺伝子検査で「H5亜型」ウイルスが確認された27日午前5時から、県職員と自衛隊員らのべ1千人強が交代で作業に当たり、28日午前3時25分までの約22時間半で終えたという。

 殺処分した鶏の埋却や周辺の消毒は、ウイルス確認から72時間後の30日早朝までが目標。28日朝時点で半分近くの作業を完了しており、早く終えられる可能性があるという。埋め終わった後、21日間異常がなければ終息宣言を出し、周辺の養鶏場などから肉や卵の出荷ができるようにする。

 熊本県の蒲島郁夫知事は28日の記者会見で「夜を徹して作業した関係者に感謝したい。絶対ここで食い止めるという気概で総力を挙げて臨みたい」と話した。(大畑滋生、板倉大地)