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 ビジネスで成功した私は大統領にふさわしい――。そう訴えて、米大統領の座に上りつめた「不動産王」トランプ氏。しかし、経営する企業の実態は不明な点が多いうえ、過去には関連会社が次々と経営破綻(はたん)するなどトラブル続きだった。ビジネスマンとして本当に有能だったのだろうか?

「資産1兆円」というが

 ニューヨーク・マンハッタン5番街のトランプタワー。目抜き通りの超一等地にそびえ立つ高層ビルには、トランプ氏のほか、各界のセレブや有名企業のトップが暮らす。1階部分に「グッチ」などの店舗があり、きらびやかな雰囲気は「成功者」のイメージそのものだ。

 ただ、光り輝くトランプ氏の所有する建物とは裏腹に、同氏のビジネスの実像となるとナゾに包まれた影の部分が多い。

 事業の中核となるのは、不動産会社「トランプ・オーガニゼーション社」。株式を上場していないため財務の状況などはよく分からない。しかも、幹部にはトランプ氏の長男ジュニア氏や長女イバンカ氏、次男エリック氏が名を連ねる。典型的な家族経営だ。

 公開資料やメディアによると、企業価値は43億ドル(約5千億円)と推定される。保有する資産の7割近くはニューヨーク地区に集中。トランプ・オーガニゼーションが仮に上場した場合、株式時価総額は全米800位程度にとどまるとされ、世界的な企業というより「ニューヨークの地元企業」といえそうだ。

 トランプ氏は、自身が保有する資産総額について「100億ドル(約1兆1700億円)を超える」と豪語するが、米経済誌フォーブスが昨年9月に公表した資産総額は推計で37億ドル。不動産価格の値下がりで、1年前から8億ドル減った。本人の「言い値」と大きくかけ離れている。

 フォーブス誌の長者番付で首位…

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