[PR]

 日本海をのぞむ人口約5千人強の京都府京丹後市の旧丹後町。タクシー会社は撤退し、マイカー以外の移動手段は限られている。この地で2016年春に始まった「ささえ合い交通」は、マイカーに人を乗せて運ぶライドシェア(相乗り)。世界でライドシェアを展開する米ウーバー・テクノロジーズのシステムを利用する。

 東美好さん(85)は、タブレット端末でサービスを利用する一人。ウーバーのアプリを開き、行き先を入力すると、地図上に、東さんの自宅近くが青い丸で表示され、依頼をすれば、近くで今、運転できる運転手の名前も表示され、マイカーで迎えに来てくれる。

 運転手はプロではなく、一般の市民。地元のNPO「気張る!ふるさと丹後町」のメンバーら18人だ。平均年齢は62歳。料金は最初の1・5キロが480円で、以降1キロあたり120円。運転手にガソリン代など、NPOに運営費、ウーバーにシステムの利用料がそれぞれ支払われる。

 田中八重子さん(90)は通院…

この記事は有料会員記事です。残り1435文字
ベーシックコース会員は会員記事が月50本まで読めます
続きを読む
現在までの記事閲覧数はお客様サポートで確認できます
この記事は有料会員記事です。残り1435文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。残り1435文字有料会員になると続きをお読みいただけます。