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 北九州市が主催する第3回林芙美子文学賞の大賞に、秋田市の工藤千尋さん(35)の「とぜね、かちゃくちゃね」が選ばれた。27日に東京都内で最終選考会があり、31日に結果が発表された。賞金100万円が贈られ、作品は3月発売の「小説トリッパー」(朝日新聞出版)に掲載される。

 賞は「放浪記」「浮雲」などで知られる北九州市ゆかりの作家・林芙美子(1903~51)にちなみ市が創設。未発表の短編・中編小説が対象で、今年度は国内外の562人から628作品の応募があった。最終選考委員は直木賞作家の井上荒野さんと角田光代さん、芥川賞作家の川上未映子さんが務めた。

 大賞「とぜね、かちゃくちゃね」は、東北地方の方言で「寂しい、もどかしい」などの意味。東京から帰郷した主人公と、地元で出会った色覚障害のある青年や親戚との複雑な関係などを描いた。工藤さんは「書いたものが尊敬する作家の方だけでなく、多くの方に読んでもらえることに震えるような思いです」と感想を述べた。

 佳作には、東京都のなかにしさ…

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