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 27日夜に放送された中国版の紅白歌合戦「春節聯歓晩会」(春晩)で、「共産党の元革命戦士」として紹介された男性について、「6歳で従軍していたことになり、あり得ない」とネット上で一時、騒動になった。

 春晩は旧暦の大みそかに放送される国民的番組。番組中、「民族の英雄の一人」として紹介された86歳の男性は、従軍中に使っていたというカスタネットのような楽器を使い、軍をたたえる歌を披露。当初は番組の公式ブログで「老紅軍」(共産党の軍隊「紅軍」に参加した元兵士)として紹介された。

 だが、紅軍は1937年の第2次国共合作で「八路軍」などに改編されていたことから、ネット上で「ウソだ」「6歳より前に参加していたなんてすごすぎる」などと、皮肉交じりの批判が噴出した。

 放送した中国中央テレビは別の番組の中で、「男性は14歳で八路軍に参加した」と紹介しており、単純ミスとみられるが、春晩では軍や国家を賛美する内容が多かったため、それに対する反発も批判に拍車をかけたようだ。同テレビはその後、紹介を「老文芸戦士」に改めた。(北京=延与光貞)