(新ポリティカにっぽん)共謀罪のある国は美しいか

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早野透=元朝日新聞コラムニスト・桜美林大学名誉教授
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 どうも1月という月は、こころ新たになりながら、なかば、浮かれているうちに、あっという間に過ぎる。ふと、外に出ると、なんとまあ、明るい日差しだこと! まだ、寒い日もあるだろうが、刻一刻、春が近づいているのを感じる。

 という季節にそぐわない、「トランプ旋風」が吹き荒れている。「大統領令」なんて制度があったのか! メキシコの国境に壁をつくるなんて荒業も、シリアとかイラクとか、中東・アフリカ7カ国からの入国を禁ずるなんて法外な話も、トランプ氏が署名する文書ひとつでたちまち発動、実行される。いったいこれから何が起きるのか。

 いやはや、かくも先行きの見当がつかない人物がほかならぬ「日米同盟」の相方になってしまったのをどう迎えるか、なんとなく調子をあわせていればよかった日本外交では、とんでもない岩礁に乗り上げてしまうかもしれない。

 1月だから、年初めのさまざ…

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