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 岸田文雄外相の在職日数が5日、1472日となり、戦後の外相としては自身が率いる自民党「宏池会」元会長の大平正芳元首相に並び、歴代2位となった。岸田氏はこの日、欧州訪問に出発する際、羽田空港で記者団に「大変光栄だ。ただ長ければいいというものではなく、中身が大事だ」と語った。

 岸田氏は、2012年12月の第2次安倍政権発足当初から外相を務める。これまで計113カ国の外相と会談。大平元首相が力を入れた「近隣外交」を重視しており、15年末の慰安婦問題をめぐる日韓合意では、安倍晋三首相に「今解決しなければ、日韓関係はいっそう困難になる」と決断を促した。

 外相在職日数の戦後歴代1位は、吉田茂元首相の1909日。ただ、宏池会系議員からは「次のステージを目指してもらいたい」との声が出ており、外相続投よりも「ポスト安倍」を目指すことを促している。