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 北九州市八幡西区の産業医科大病院で昨年11月、入院中の60代女性患者に、別の患者に一度注射した生理食塩水(処置薬)が再使用されていたことがわかった。健康被害はなかったが、使用した処置薬は廃棄する決まりが守られなかった。同病院では昨年10月、点滴袋に穴が開けられる事件があり、その際も鍵の管理に関する内規が守られていなかった。

 病院によると、昨年11月20日昼ごろ、看護師が患者に点滴をした後、点滴の管の接続口から処置薬を注入しようとしたが失敗。注入をあきらめ、処置薬は袋に戻してカート上に置いたまま休憩に入った。

 その後、別の看護師が減っていない処置薬を見て未使用と思い、60代女性患者に注入したという。産業医科大広報企画室は「初歩的な人為ミス。決まりを守るよう徹底したい」としている。

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