[PR]

「自分の家と思って、一生懸命やってたのよ」

(若い頃に家政婦として働いていた利用者から聞いた言葉)

 「自分の家を掃除していると思えば、隅々もきれいしようとする……と考えて、一生懸命やってたのよ」

 ひとり住まいの90代女性宅に、ホームヘルパーとして伺っています。主に掃除のお世話をしていますが、合間に聞いたこの言葉はとても心に沁(し)みました。若い頃、通いのお手伝いさんとして働いていたそうです。

 ホームヘルパーの仕事に通じる言葉で、私の座右の銘となりました。この言葉を聞いてからは、掃除はもちろん、調理や入浴、おむつ交換など、様々なお世話のときに、「ここが自分の家なら、いま自分がお世話されるなら、どう感じるだろうか」と考えながら仕事をしています。

◆千葉県 訪問介護員・原田和子さん 67歳

     ◇

 あなたにとっての介護の記憶を、ぜひお聞かせください。ご投稿いただく際は、お名前とご連絡先(住所・電話番号・メールアドレス)をご明記のうえ、メールでお送りください。文字数の制限や締め切りはありません。匿名をご希望の方は、その旨をお書き添えください。掲載にあたり、ご投稿について記者がお話をお聞きする場合があります。

 朝日新聞文化くらし報道部「介護 あのとき、あの言葉」係

 kaigotoukou@asahi.comメールする