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 1月に変更された世界反ドーピング機関(WADA)の禁止薬物リストに、市販の「のどあめ」に使われる生薬「南天」などに含まれる物質で、気管を拡張する効果などがある「ヒゲナミン」が加わり、ネット上などで話題となっている。スポーツ選手にも愛用者が多く「のど飴(あめ)に注意」と通達を出す競技団体もあるなか、SNS上では同成分が含まれない製品までもが「禁止薬物」扱いされるデマ情報も拡散している。

 昨年末に日本卓球協会は全国の指導者に向け、いち早く通達した。今月16日から、東京体育館で全日本選手権が開幕するため、周知徹底を急いだ。通達では「ヒゲナミン」のほか、以前から禁止されている「エフェドリン(麻黄)」についても触れ、その成分が含まれる「浅田飴」も使用不可、と改めて念を押した。

 「南天のど飴」を販売する常盤薬品工業は、「該当する方(選手)には、十分注意して取り扱いいただきたい」とコメントした。一方、ヒゲナミンが含まれていないにもかかわらず、誤った情報が広がった「龍角散ののどすっきり飴」を販売する龍角散の担当者は困惑。「ヒゲナミンは一切含まれておりません。ご安心ください」と、ホームページで発表した。

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