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 トランプ次期米大統領の久しぶりの会見には、全米メディアが最大級の関心を示し、同時進行で続々と速報を流した。

 「トランプ氏、ロシアが民主党を攻撃したと思うと初めて発言」(AP通信)。ロシアが大統領選にサイバー攻撃で介入したとされる問題で、これまで否定的だったトランプ氏が「ハッキングに関しては、ロシアがやったと思う」と認めると、米メディアは一斉に速報した。

 一方、USAトゥデーは「はぐらかしのアート(芸術)」との見出しで記事を掲載し、トランプ氏はロシアの関与を認めながらも複数回にわたって「他国の関与」も持ち出したことを紹介し、ロシアの関与を明言するのに「いくぶんちゅうちょした」と指摘した。

 トランプ氏は会見中に一部メディアを「虚偽ニュース」と批判したが、米メディアはトランプ氏自身のこの日の言動にも虚偽があったと相次いで報道。ニューヨーク・タイムズは、自身の納税申告書の公開を拒んできたトランプ氏が「(関心があるのは)記者だけ」と追及をかわしたことを「虚偽」と断定。6割の米国人が公表するべきだと回答した世論調査を紹介した。

 また、トランプ氏が会見前に「私はロシアとは何ら関係ない。取引も貸し借りも何もない!」とツイッターでつぶやいたことを、ワシントン・ポスト紙は「モスクワで高級物件の建設を試みたり、美人コンテストを開いたりするなど長年の関係がある」と否定した。(ニューヨーク=金成隆一)

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