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 凸版印刷は、ワインのコルク栓を不正に引き抜かれたり、穴をあけられたりすることを防ぐため、ICタグで検知できるサービスを始めた。模倣品に悩まされる海外の高級ワインメーカーを中心に売り込む。

 ICタグはラベルになっていて、ボトルの注ぎ口部分に貼り付ける。専用アプリを入れたスマートフォンをかざすと、開栓されたかどうかをスマホ画面で確認できる。ICタグは、コルク栓に小さな針で穴をあけただけでも検知し、ラベルを切られて貼り直されても履歴がICチップ内に記録される。ワインのこうした検知技術は世界初という。

 価格は、30万本分を一括購入した場合で1枚90円程度。近年、高級ワインの模倣品や偽造品が出回っており、凸版は、ブランド価値の低下を懸念するワインメーカーに売り込む。2018年度に約50社での採用をめざす。すでに仏ブルゴーニュ地方の高級ワインメーカー「ドメーヌ・エマニュエル・ルジェ」で採用されたという。

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