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 島根大と松江高専の学生が、考案したスマートフォン用アプリを披露するコンテストが14日、松江市で開かれた。箸の持ち方の習得から、学校の課題の進め方、子育ての悩み相談まで、さまざまな内容に役立つアプリが登場した。

 主催は県産業技術センター(松江市北陵町)。情報系技術者を育成しようと、2008年度から両校の学生を対象に「デジタルコンテンツ開発者人材育成講座」を開いており、この受講生33人が今回の出場者。昨年10月から11回にわたり、センターの職員の指導を受けながらアプリの機能やデザインを考えた。

 コンテストでは、県内に本社や支社を持つIT企業の社員やセンターの職員が審査。学生が13チームに分かれて開発したアプリには、学校の課題の進捗(しんちょく)度を友人と共有できる「ひげサポート」▽設定した食費に応じてレシピを勧めてくれる「MoneyRecipe」▽子育て中の母親がアドバイザーに相談できる「Mamasapo!」など。学生は自前のスマホを片手に、アプリの内容や操作方法を説明した。

 最優秀賞は、外国人向けに箸の使い方を教えるアプリ「Chop’n(チョップン)’stiX(スティックス)」を開発した松江高専3、4年生の4人が受賞。練習用の箸をアプリと連動させ、センサーで正しく動かしているかが確認できるといったアイデアのユニークさが評価された。リーダーの盆子原光さん(4年)は「子ども向けにも使えるという評価をもらった。さらにブラッシュアップして、別のコンテストにも出せたら」と話していた。(石川達也)