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 大学入試センターは15日、全日程を終えたことを受け、試験中にスマートフォンで教科書の画像を見るなどの不正行為が2日間で12人12件あったと発表した。12人の今回の試験の成績はすべて無効になる。件数はデータがある2006年以降では最も多い。

 スマホの使用は1件。14日に愛知県内の試験場で「地理歴史・公民」の試験中、問題冊子の下にスマホを置き、教科書の画像を見ているところを複数の試験監督が確認した。外部との通信はしていないという。

 15日には、北海道内の試験場の同じ教室で「数学②」の簿記・会計の試験を受けていた6人が電卓を使い、不正と認定された。簿記の検定試験では電卓の持ち込みが一部認められていることから、センター試験でも使えると思い込んだ可能性がある。

 このほかはいずれも15日の「数学①」の試験中で、定規の使用、試験終了後のマークシート修正が各2件、受験票を机の上に置くよう求めた試験監督の指示に従わなかったケースが1件あった。

 同センターは「不正行為があったことは遺憾だ。今後も周知徹底を繰り返して不正をなくしたい」としている。