[PR]

 厚生労働省の麻薬取締官が覚醒剤を密輸した男を隠避したとされる事件に絡み、警視庁は、台湾人の林智仁容疑者(63)を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)容疑で逮捕し、16日発表した。

 組織犯罪対策5課は昨年12月、麻薬取締官の奥村憲博容疑者(46)について、知人の男(50)による覚醒剤約1キロの密輸を見逃したとして犯人隠避容疑で逮捕したが、林容疑者はこの男に覚醒剤を送る役割だった疑いがあるという。同課は奥村容疑者とのつながりはなかったか調べる。

 同課によると、林容疑者の逮捕容疑は昨年7月22~24日、香港から成田空港に覚醒剤約885グラム(末端価格約6188万円)を金属製の筒に隠して密輸したというもの。認否について「答えたくない」と話しているという。