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 東京電力福島第一原発事故による放射性物質で汚染された指定廃棄物について、環境省は山形県内の指定をすべて解除した。県内の指定がすべて解除されたのは全国で初めて。

 指定解除は13日付。山形県東根市内の民間業者が保管する約0・2トンについて、放射能濃度が基準の1キロあたり8千ベクレル以下になったことを確認し、環境省が指定を解除した。原発事故で汚染された廃プラスチックで、今後は一般の産業廃棄物として処分できる。

 指定廃棄物は昨年9月末時点で、山形県も含めて12都県に約18万トンあった。原発事故で汚染され、放射性セシウムの濃度が1キロあたり8千ベクレルを超えるごみを、自治体の申請に基づき環境省が指定する。除染廃棄物とは別で、家庭ごみの焼却灰や下水汚泥などがあり、自治体や民間業者が保管している。時間がたつにつれて放射能が減るため、徐々に減っていく。