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 福岡市の不動産管理会社が、障害者が描いたアートカレンダーの制作事業に乗り出した。第1回の今年は、躍動感のあるペン画や色彩あふれる絵画などを収録。作品を「障害者が描いたもの」と線引きせず、アートとして、そのまま見て感じてほしいとの思いを込めた。

 「年の初めを象徴するような、伸びやかなダンサーのジャンプです」。1月のページを手に、カレンダーを手がけた同市南区の不動産管理会社「クリザス」社長の高津洋子さん(62)が解説した。この作品は障害者に就労の場を提供する「クラフト工房ラ・まの」(東京都町田市)に所属し、知的障害のある五十嵐朋之さん(39)の作品だ。

 5月のページは、緑や濃紺、赤や紫などをキャンバスいっぱいに配色した絵。高津さんは、この絵を描いた埼玉県川口市の工房集(しゅう)の柴田鋭一さん(46)がどのような環境で描いたのか知りたいと一昨年12月に会いに行った。

 初対面では、柴田さんとの会話は難しかった。でも、柴田さんが専用の大きなテーブルで、伸びやかな線を思いのままに描いている姿を見た。

 もう1人は、埼玉県の社会福祉法人「新座市障害者を守る会」に所属し、知的障害のある椎橋豊さん(41)。2月分に採用された施設職員の家族をテーマにしたボールペン画などを描いた。椎橋さんの作品との出会いは、柴田さんに会いに行った同時期に開催していた埼玉県立近代美術館での展覧会だった。後日、絵がカレンダーに掲載されたことに母親も喜び、施設職員も椎橋さんの表情が誇らしげに見えたと話していたという。

 高津さんが障害者アートに関わ…

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