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 根室の地酒「北の勝」を醸造する根室市の碓氷勝三郎商店(碓氷ミナ子社長)が18日、季節限定の人気銘柄「搾りたて」を発売した。超レアなうえ、同商店が今年9月に創業130周年を迎えることもあり、市内のほとんどの小売店で開店から数分で完売した。

 昨年より200本多い1万7700本を製造。山形県産米のはえぬきを使い、アルコール度数は18~19度。同商店の担当者は今年のできばえを「米本来のうまみがあり、柔らかな口当たりでのどごしも良い」と話す。希望小売価格は1・8リットル2361円(税別)。

 大半は飲食店に提供されるため小売りはわずか。市内のスーパー・マルシェ大正店では午前4時ごろから客が並びはじめ、やがて100人以上に。午前10時の開店とともに、「搾りたて」を買い物カゴに1本ずつ入れて客に手渡すと、用意された100本程度が、わずか6分で完売した。

 約120キロ離れた釧路市から買いに来たという会社員男性(40)は「知人とホテルに前泊し、『北の勝』を飲みながら作戦を練り、午前5時半から並んだ。今年は創業130年。特別な歴史の味がする気がします」と話していた。(神村正史)