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 恵那市明智町に「体験型サテライトオフィス『SOZO(そうぞう)』」と名づけられた新施設がオープンした。場所や時間に縛られない自由な仕事の形態「テレワーク」を進める企業などに使ってもらい、拠点機能を誘致する狙い。高性能ドローン(小型無人飛行機)を研究開発する「ドローンセキュリティ研究会」(座長・大久保隆夫情報セキュリティ大学院大学教授)が最初に入居した。

 若者の流出を抑え、雇用創出を目指す市の取り組みの一環。SOZOは「創造」「騒々」「想像」を表し、先端的な取り組みで新しい風を吹かせてほしいという。「日本大正村」の洋館「おもちゃ資料館」を国の地方創生推進交付金を使って改装、転用した。

 昨年末に発足した同研究会は、人口密集地が少なく、恵那峡などに着水もできる恵那市がドローンの飛行実験に適しているとして、人工知能(AI)を使った操縦システムと機体を開発する。研究会のスタッフは複数の大学や大学院の研究者、学生ら10人。

 SOZOは3Dプリンターなど情報通信設備が無料で使え、家賃は月3万円と格安だ。市は「体験」の期間を約3カ月とし、引き続き入居機関を募る。問い合わせは市商工振興・雇用創出チーム(0573・26・2111、内線392)。(森川洋)