3月11日に開かれる政府主催の「東日本大震災6周年追悼式」に、天皇、皇后両陛下が出席しない見通しとなった。2012年3月の1周年式典以来、毎年両陛下が出席し、天皇陛下がおことばを述べてきた。5年の節目を過ぎたことから、政府は秋篠宮ご夫妻に出席を求めるとみられる。

 両陛下は震災発生直後から被災地に強く心を寄せてきた。1周年式典は、天皇陛下の冠動脈バイパス手術の直後だったが、陛下は強く出席を希望。皇后さまは陛下がバランスを崩したときに支えるため、動きやすい和服姿で寄り添った。

 宮内庁関係者は「両陛下の被災者への思いは変わらないが、いつまでも追悼式に出席を続けていただくわけにはいかない。他の震災とのバランスも考慮した」と話す。宮内庁は両陛下の被災地訪問も、震災5年の昨年で一段落させる方針だったという。