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 「不沈空母」という言葉をご存じだろうか。

 1983年に当時の中曽根康弘首相が初訪米し、ワシントン・ポスト(WP)紙の朝食会で語ったとされる。日本列島を空母に見立て、ソ連(当時)の進出を防ごうという文脈だったが、専守防衛からの逸脱だと国内外で物議を醸した。外務省が1月12日に公開した外交文書で関連記録が公になり、真相を明らかにしようと取材した。

 「不沈空母」という表現が注目されるのは、日米同盟の本質を突いている面があるからだ。中曽根氏は帰国後、国会でこう答弁している。「自分の国は自分で守る決意を表明しなければ、安保条約があっても米国が本気で守ってくれるかどうか」

 ただ米ソ冷戦期に首相が日本列島を兵器である空母に例えれば、日本が自衛を超えて米国のためにソ連と戦う意思表示とも受け取られかねない。そんな微妙な言い回しだけに、中曽根氏は後に「通訳が意訳した」と説明を変えた。

 公開された記録には、日本語で…

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