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 日本将棋連盟の史上最年長棋士、加藤一二三(ひふみ)九段(77)が20日、引退が決まってから初めての対局に臨んでいる。勝てば、史上最年長勝利の記録を更新する。

 棋聖戦の予選トーナメント。午前10時に対局が始まり、後手の加藤九段は相手の飯島栄治七段(37)の得意戦法である「相懸かり」を受けて立った。昼食の出前では、カキフライ定食をカキフライ2個増量で注文。夜までに決着がつく見込み。

 77歳0カ月で臨んだ12日の対局は、故丸田祐三九段の76歳11カ月を抜いて、公式戦出場の史上最年長記録を更新。丸田九段は史上最年長勝利(76歳11カ月)の記録も持つ。

 加藤九段は引退は決まったが、2月の順位戦の9局目、3月の10局目など計6局が予定されている。4~6月までは対局がある見込み。予定されている全てのトーナメントの対局に敗れた時点で引退となる。

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 今後、予定されている加藤九段の対局は次の通り。

・棋王戦予選 1月27日

・C級2組順位戦 2月2日、3月2日

・王将戦1次予選 対局日未定

・NHK杯予選 対局日未定

・竜王戦6組昇級者決定戦 対局日未定(村瀬信也