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 子どもの貧困について考える日本弁護士連合会主催の全国キャラバンのシンポジウムが21日、山口市の市民会館であり、弁護士や大学関係者、NPO法人の代表らが意見を交わした。

 貧困問題や女性問題に取り組む熊本県弁護士会の阿部広美弁護士は講演で、「親の貧困が子どもの貧困に直結している」と指摘。携帯電話の料金が支払えずに近所の家に侵入して金品を盗んだ女子高校生の例をあげ、「非正規雇用や低賃金、学歴などの影響で多くの人が貧困に陥る危険性がある」と述べ、住宅や医療の保障、再就職支援、給付型奨学金の支給など、社会保障の充実を訴えた。

 ほかの講師は、家族のだんらんを通じた食生活の大切さなどを話した。(水田道雄)