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 新潟県糸魚川市の大規模火災から1カ月となった22日、毎年恒例の「糸魚川荒波あんこう祭り」がJR糸魚川駅前で開かれた。昨年より千人多い約5500人が訪れ、用意したアンコウ汁1600杯が2時間弱で売り切れた。

 アンコウは地元の冬の味覚。祭りは「がんばろう糸魚川」を旗印に開かれ、アンコウ汁の販売のほか、大物のアンコウをつるしてさばく「つるし切り」の実演もあった。300円の復興支援缶バッジの販売もあり、売上金は市に寄付されるという。米田徹市長は「被災者も加わってイベントができたことは心強い。復興に弾みがつく」と語った。

 初めて祭りに来たという新潟県柏崎市の阿部静子さん(67)は「活気を取り戻そうという糸魚川の人たちの意気込みを感じました」と話した。

 147棟が焼けた大規模火災の被災地では、3月の終了を目指してがれきの撤去作業が続いている。(増田洋一)